2012年07月16日

九十九谷

先週、ジムのスラブでこけて、臑を強打・・・天気もはっきりせずこの連休はお休みとなった。右の臑は腫れが引いたが・・・なんか踝がう血・・・あんまり調子よくなかったが、以前から興味のあった「九十九谷」中間尾根ゴリラルートVに、私の力不足でというか、恐怖心に駆られ
(岳人に発表されたトポの)2P目にハーケン3個 リングボルト2本を打ってしまいました。30mに他に残置は無かった・・・降りるに降りられなくなって・・・(パートナーがハンマー持っていなかったのでハーケンも残置しています)
上の方で落ちると足の骨を折るなと感じてしまい恐怖に駆られました。倒木の下2m下にハーケン、ボルトで堅め取りをしてしまいました。ハーケンもボルトも効いてないと思いつつ・・・
初登者の力に脱帽でした。
また、4P目の凹角抜けてからカンテに入るところでスタンスが崩れ、パーミングのホールドにブラざがってしまいました。怖かったです。
壁は泥が固まったような岩、ジャンピングも5回もハンマーを降れば穴が開く・・・その中に石が埋め込まれているところは・・・堅いが・・・。

佐久在住の知人から「佐久の志賀の岩場」は入山禁止ですと連絡いただいた。
駐車場の問題ですが、長野の方は元々公開されていないということもあり知っているらしく、長野県外の方が口コミで岩場にくるようで・・・
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2012年06月04日

太刀岡山「右岩稜」

前穂高北尾根に行く予定でしたが天気予想で中止し、「右岩稜」に行ってきました。
1P目 右がハンガーボルト、左がリングボルト。右のラインに入るだんだん難しくなり3本目当たりからボルトのラインに入っると優しくなり・・・最初からボルトラインに入ればよかったが、枯葉や汚れていて入りにくい・・・。凹角に入ると前にヤブ蚊の巣みたいな所の上にボルト+カラビナのラッペル跡が見える、左の壁に移りカンテに。ボルト9本20m 5・10a
2P目 テラスは狭いのでビレー点から少し伸ばして左に居てもらった方がいい。ビレー点真上を登るが左に行くまでが難しくボルトの位置が悪く安定するまでクリップできない、落ちるとビレーヤーに当たると思われる。ここが核心、回り込み汚いフェースをノープロテクションで「×」印(さわるなという事ですね)と木の枝を切っている所を登るとブットイ木でランナーをとれる所の2本目当たりで切る。長めのスリング3個、ボルト2本(上のボルトは使わなくてもいい)40m 5・9
3P目 ルートの核心。前がクラックとかフースになっていて登りやすいように見えるが、終了点がハング下になってしまうのであえてハングの右(ココだけ壁の色が黄色)の方目指す(駐車場からみるとカンテラインを登るにはこのラインになると理解できる)ためバンドを右上に行き、途中「×」印あり。木で二本位ランナーを取ってからフェースに移る、ここからデバイスを使う、私はリンクカム赤+エイリアン緑(アリの巣に入れた、ゴメン)+リンクカム黄色+エイリアン黄色+リンクカム緑。最後のフレークにリンクカム緑を噛ましてから(ココにボルトが打っていれば三ツ星のルートになるのだが・・・)ラインは二つあるようだ・・・
真上に上って行くのと、横にトラバスー気味に右上に行くのと・・・右上に行った、フェースに新しく打たれている浅打ちのハンガーボルトは遠くクリップしづらい(できない)がカンテを回り込むとハンガーとリングのボルトでランナーが取れる。すぐ上に確保支点。ルートファンリングが難しい。ランナーの取方に注意(zラインになる) ボルト1本35m 5・10a
4P目 快適フェース、ビナクルに登る。ボルト6本35m 5・7
5P目 15mラッベル
6P目 中間のクラックをどう処理するかがポイント、左手の小指のジャミングが効いて快適にレイバック風に登れるカンテを回り込む所にポケットがあり掴めば終わりこのボケットでスリングランナーを取ったら後はランナウトする。注意して登る、危ないのと離れてしまうので木で確保した。30m ボルト2本35m 5・10d  このフェースを登らない場合フェースの左側を歩くとハサミ岩の広場に右だと登山道に出る。
7P目  歩いてハサミ岩頂上 10m
8P目 15mラッベル
初めてだったのでルートファンリングに時間がかかった。ルートの核心の3P目はアルパイン+カムデバイスに慣れていないと事故ると思われる・・・怖いピッチです。快適なのは唯一4P目と6P目のみで・・・あまりお勧めできないな・・・あまり登られていないようでした
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2012年01月07日

2011~2012タイクライミングツアー

前半四日間は、ピピ島。10台を越えるルートは無かったです。ただ、長く20m以上。なかなかでした。20本近く登り、ライレイに入り、ローケシヨンのいいルートを登って、うーん、10台でもここまで楽しめた。なぜか他にクライマーを見なかったエリアが多かったです。
posted by オジサン at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ロッククライミング

2011年12月18日

今年は

来週で今年の国内の企画は終わります。今年は本当にジムに関わりが深くなりました  モバQ・・・
特にクライミングジム・ナッツでは、「岩のセルフレスキュー」の訓練やドライツーリング(「アイスクライミングのトレーニング」)の練習ができるように改修に手つけていただきました、そしてクラックをできるように今手を付けています。
私のジムではないですが・・・オナーの実行力はすごいです。年内に一部クラックの練習ができると思います。
http://blog.livedoor.jp/anb55634live-nuts/  
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2011年12月11日

彼が・・・

12月に入りあちらこちらで雪のたよりが・・・、先日、岳人を読んでいたら10月に谷川岳で単独で岩登りに入った方の死亡の事故の記事が載っていました。知っている方と同姓同名?で、まさかと思いながらも本人の自宅に電話してみました、奥様から本人の事故の詳細を教えていただきました・・。
故吉尾さんから労山の登山学校を手伝ってくれといわれ中央アルピニスト学校の手伝いをしたことがあります、各地方連盟の推薦で参加された方が生徒で・・・彼はそのときの生徒さんでした。最近は韓国のインスボンのバリエーション「リッジ」等も登っていたようで・・・彼には「小豆島の岩登り」の下見に奈良から車を出してくれてつき合っていただいた。 とっても悲しいです。ご冥福をお祈りします。
posted by オジサン at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 事故

2011年09月26日

穂高屏風岩

穂高の屏風岩に行ってきました、夜明けの頃にT4取付きについたのですが、ヘッドランプで登っていた方が取付きに横たわっていました。本人は意識もあり、出血も無いので横になっている以上は外見は変わらなず・・・聞くと2P目の所をルートを間違えてフォールして足を痛めたとのこと、歩けますかと聞いたが無理のようで・・・手当の心構えがあるので見ましょうかと話、左右の足を比べてみました。腫れていることをのぞいてもひどくは無いが明らかに変形していることが確認できたのでクライミングシューズから足を抜き、アプローチシューズに入れ、その上から固定(内出血しているので時々震えているのが分かり保温に努)。要救(けが人)のパトナーの方に横尾山荘までヘリの要請をお願いして、その間簡単な梱包をし、ヘリでピックアップできるところまでロープで確保しお客に頼んで付き添ってもらい50m下ろした。8時半過ぎに横尾山荘に宿泊していた長野県警の方が上がってきたので引き渡して、それから屏風のT4を登り始めた。時計は9時を回っていた・・・取り付きは3番手だったが・・最後に攀るは目になり・・・。
けが人は意識ははっきりしていたのでこれ以上悪化させないことが大切と判断しました。本人が大丈夫と言っても一人にすることはできないです。
横尾山荘に戻ったのは夜の8時前10分位で・・・2P残して懸垂で降りてきました・・・
穂高では昨日は事故が連続して起きたようで・・・。天気は良かったのですが・・・亡くなられた方もいます、ご冥福をお祈りします。
posted by オジサン at 00:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 事故

2011年01月11日

2010-11年タイクライミングツアー

クラビタウンからロングテールボートに乗って行くライレイのクライミングが主です。
今回は、不安定な天気に悩まされましたが、14エリア32本登ることができました。だいたい1エリア2本位、一日4本?というペースでのツアーです。初体験の2エリアに行くことができました、このうち1エリアは日本人にはほとんど知られていないところです。きれいな浜辺でした(Pra-Nang Beachよりきれいに感じました)。また、Phiphi Island-Tonsai Bayのトンサイタワーを見てきました。次回いけたらと思っています。
写真は朝Thaward Wallを登ってPra-Nang Beach(美しい浜辺です)に降りてきてとれました。
saru-1.jpg
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2010年11月16日

親指岩

oyaube.gif
11月1−3日で四国の小豆島にいきました。
タグ:小豆島
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2010年09月21日

釈迦スラブ2

野猿の群れによる落石でヘルメットを割られ、途中までになっていたので残りの部分の仕上げに行ってきました。
特に上部の方は岩が風化していてハーケンのリスがあっても打つと岩が崩れていくという状態で結局大量のボルト打ちになりました。
オールアンカーのボルトは支持力があるかもしれないが・・・
リングボルトは打っても支持力があるかどうかわからない・・・
一本を打つのに通常の四分の一位という柔らかさで・・・
コンクリートの壁にボルトを打った方がいいと思えるぐらいの柔らかさです。
残置も上部ではみることができましたが、それでもボルト三本ハーケンは二本、下部の沢の滝部分の残置はハーケン一本、以上でした。カム類は一切使えませんでした。ハーケンは薄刃が使えますが、もろいところはボルトも打てませんでした。

グレード的には三級を越えるところはありませんが・・・
全体に岩がもろく硬い部分を探しながら登ります、墜落は致命的で「危険」です。
登る場合は今回残置した支点のチョックが必要です。
釈迦スラブ2
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2010年08月24日

釈迦スラブ

ルートの整備で行きましたが、野猿の大群の落石で敗退です。
釈迦崩沢の沢床は安定していない感じ、F1は20m位。F2は40m位。F3は3m。F4からはフラットソール
残置は、F2にハーケン1本のみでしたが・・・
スラブに入って猿が出てきて最初は1匹でしたが後から出てくるや・・・落石を起こして・・・死ぬかと思い。必死の思いで逃げ帰って・・・
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やばかったです。
ヘルメットにも当たり無残な跡が残りました。
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