2011年12月11日

彼が・・・

12月に入りあちらこちらで雪のたよりが・・・、先日、岳人を読んでいたら10月に谷川岳で単独で岩登りに入った方の死亡の事故の記事が載っていました。知っている方と同姓同名?で、まさかと思いながらも本人の自宅に電話してみました、奥様から本人の事故の詳細を教えていただきました・・。
故吉尾さんから労山の登山学校を手伝ってくれといわれ中央アルピニスト学校の手伝いをしたことがあります、各地方連盟の推薦で参加された方が生徒で・・・彼はそのときの生徒さんでした。最近は韓国のインスボンのバリエーション「リッジ」等も登っていたようで・・・彼には「小豆島の岩登り」の下見に奈良から車を出してくれてつき合っていただいた。 とっても悲しいです。ご冥福をお祈りします。
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2011年09月26日

穂高屏風岩

穂高の屏風岩に行ってきました、夜明けの頃にT4取付きについたのですが、ヘッドランプで登っていた方が取付きに横たわっていました。本人は意識もあり、出血も無いので横になっている以上は外見は変わらなず・・・聞くと2P目の所をルートを間違えてフォールして足を痛めたとのこと、歩けますかと聞いたが無理のようで・・・手当の心構えがあるので見ましょうかと話、左右の足を比べてみました。腫れていることをのぞいてもひどくは無いが明らかに変形していることが確認できたのでクライミングシューズから足を抜き、アプローチシューズに入れ、その上から固定(内出血しているので時々震えているのが分かり保温に努)。要救(けが人)のパトナーの方に横尾山荘までヘリの要請をお願いして、その間簡単な梱包をし、ヘリでピックアップできるところまでロープで確保しお客に頼んで付き添ってもらい50m下ろした。8時半過ぎに横尾山荘に宿泊していた長野県警の方が上がってきたので引き渡して、それから屏風のT4を登り始めた。時計は9時を回っていた・・・取り付きは3番手だったが・・最後に攀るは目になり・・・。
けが人は意識ははっきりしていたのでこれ以上悪化させないことが大切と判断しました。本人が大丈夫と言っても一人にすることはできないです。
横尾山荘に戻ったのは夜の8時前10分位で・・・2P残して懸垂で降りてきました・・・
穂高では昨日は事故が連続して起きたようで・・・。天気は良かったのですが・・・亡くなられた方もいます、ご冥福をお祈りします。
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2010年07月19日

行方不明

6月20日(日),長野県 御座山にて労山のK会の会員が単独登山の結果,下山予定時刻を過ぎても下山しないと云う事態が発生し22日(火),23日(水)の両日にわたって地元遭対協の救助隊による捜索,22日(火)には県警ヘリによる捜索も行われてました。 労山の救助隊のメンバーとして捜索活動に参加してきました。
地元相木村で遭難が発生したのは初めてのようで、場所は所謂ハイキングコースです。残念ながら7月11日までの集中捜索でも発見することができませんでした。
事故は起きてしまった事なので仕方がないですが、今回地元遭対協の一日一人の日当請求が4万6千円位でした。遭難者ご本人がはいていたのは年保険料3千円で120万位の労山の共済金です。地元遭対協の二日の請求が共済給付金を上回りました。
現在も捜索を続行しています、費用は大きいものになります。山に行かれる方、今一度保険・共済などを見直していただけたらと思います。
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2009年07月25日

トムラウシの遭難

ツアー会社の主催の内容の実態と、現場でのガイド判断が大きな問題と思います。
ガイドと会社の関係は会社の方が圧倒的に強いですし・・・
主催したツアー会社の体質やガイドの内容がいかなるものか、参加利用者には分からないと、思います。

利用者が判断するのは、最初に値段や期間ということかもしれません。

今回の18名(ガイド3)のパーテイで行程がギリギリの状態で、あるように感じます・・・

現場の問題として、1名が倒れた時点で救助要請がされるべきであると思います、報道されているように「4時間以上も遅れて、連絡が出された。」ということについては信じられない思いです。携帯電話で要請がされたと言うことでしたが、圏外の可能性があると思いますが、三人も居たガイドが少なくとも無線を携帯していたら・・・と思います。

亡くなられた方の冥福をお祈りします。



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2009年06月09日

井上君・・・佐藤さん

昨年、カシンリッジ最下部からデナリ登頂を目指したものの、行方不明になっていた井上・山田ペアが遺体で発見されたそうです・・・

「米国立公園局は5日、米アラスカ州の北米最高峰マッキンリー山(6194メートル)で昨年行方不明になっていた日本人2人の遺体を発見したと発表した。現場は急な斜面のため、遺体収容は行わないという。」

井上君と登ったことを思い出しました・・・
ご冥福をお祈りします。

今日は佐藤ガイドの「偲ぶ会」でした。山で亡くなるなんて悲しいとしか言いようがありません・・・




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2009年05月19日

追記1

昨日、二人は日本に帰ってきたとのことです。
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2009年05月13日

追記

クワンデ?での加藤泰平氏の事故の連絡後、アルパインガイド佐藤達也氏も同行し同じく死亡が確認されたとのことです。
事故は5月7日。二人とも収容されたと言うことまでは確認ができました。
二人の知人の事故はショックです・・・
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4月終わりの事故、そして・・・

二つ玉の悪天候で北アルプスでは痛ましい事故が多発し、多くの方が亡くなりました・・・私は立山に入るのを取りやめたのですが・・・
北ア鳴沢岳での京都府立大山岳部コーチで同大大学院助教の伊藤さんは18歳ごろから黒部の山域で山岳誌に記録を乗せておられた著名な登山家。
昔は伊藤兄弟として記録を出されていましたが・・・

前橋の勤労者山岳会の2人の会員が3月12日頃から谷川岳幕岩尾根で行方不明でしたが5月初日に発見されました

昨夜、知人の加藤泰平さんが海外の登山で落石のため亡くなられたと連絡が入りました・・・
あの泰平さんが・・・ショックが大きいです。
ご冥福をお祈りします。
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2009年03月31日

山仲間の死

3月29日(日)午前9時25分頃、八ヶ岳山麓 美濃戸口先の角木場の氷柱においてMCCローレライ 楠 良寛(くすのき よしひろ)氏が懸垂下降中に墜落し、ヘリで搬送された病院にて死亡が確認されました。享年49歳。
 幾度も山行を共にしてきた都連盟救助隊々員の同志でもあり、左腕のハンデにもかかわらず登攀に努力する姿勢に、常に刺激を受けてきた大切な仲間でした。

通夜、告別式は下記の通り執り行われます。

 通 夜:4月1日(水) 18:00〜
 告別式:4月2日(木) 10:30〜11:30
 斎 場:東高野会館
 斎場所在地:練馬区高野台3-10-3 (西武池袋線練馬高野台駅から徒歩5分.順天堂練馬病院裏)
 斎場電話 :03-3995-3724

 斎場の所在地については下記URLから確認いただけます。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=all&nl=35/44/22.776&el=139/37/06.780&scl=10000&bid=Mlink

【事故状況】
 事故の現場となった角木場の氷柱は、彼が今シーズン足繁く通った場所でした。2/8、2/15、2/22、3/15、3/22に続いて今回が6回目の角木場でした。
 角木場はリードで登るような場所では無く、通常トップロープで登られています。
当日は氏が自分でトップロープをセットすると言って、トップロープをセットする為、上部樹林帯の大木に固定ロープをセットしてトップロープの支点セット位置まで懸垂下降した後、トップロープをセットしてこれを使っての懸垂下降に移ったあと、事故が発生しました。
 墜落した氏のハーネスにはセットされた下降器に一方のロープのみが通っており、残りのロープが全て周囲に落下していた状況からトップロープの一方が短かった為すっぽ抜けたと推定されます。

 昨年の池之内さん、に続く事故に心が折れそうな気がします。
心から冥福を祈ります。
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2008年12月21日

池之内さんお別れ会

池之内潔さんのお別れ会(偲ぶ会)の場所と日程が決まり連絡をいただきました。
日時 2009年1月15日(木)19時〜
場所 東高野会館(東京都練馬区)
http://higashitakano.funeralhall-bon.com/access/
■西武池袋線 『練馬高野台』駅北口より徒歩5分
■西武池袋線『石神井公園』駅北口より徒歩10分

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2008年12月08日

NZのクック山(2)

金曜日のことでバタバタして、土曜日の仕事はキャンセルとさせていただいた・・・
ガイドとクライアントということが前提の事故でしたが、・・・
同じA会のメンバーということを教えてもらいました・・・
個人山行かもしれません・・・・

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2008年12月05日

NZのクック山

 池之内潔山岳ガイドがNZのクック山で亡くなられました、ご冥福をお祈りします。

 氏はMFAのイントラクター(ファシリテーター)として、今後の活動を期待されていた方でした。
同期として、残念に思います。
 以前、城ヶ崎で「山指協」のメンバーにセルフレスキューの指導をしているところを拝見しました。言葉を交わすことがなくアイコンタクトで挨拶をするだけでしたが・・・あれが氏とは最後かもしれません。
ご家庭をお持ちだと聞いています。ご家族の悲しみを思うと・・・辛い年末になってしまい残念です。

続12/6)事故の詳細が明らかになっています、今日関係者が現地入りします。
11月26日に入山し、同29日、山頂まで約1キロに迫ったところで強風で身動きが取れなくなリ。今月2日、救助チームのヘリが1人を発見したものの、悪天候で救助できず、テント脇にストーブや食料が入った救助物資を投下していた。しかし、2人とも気付かず、吹雪で埋もれてしまったという。
4日以降は吹雪となり、雪の重みでテントがつぶれ、生存者のNさんは1人が入れるほどの雪洞で、池之内さんは寝袋にくるまったままの状態で救助を待った。池之内さんは、救助チームが到着する約6時間前にNさんと会話したのを最後に反応がなくなったという。
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2008年05月07日

槍沢

 前日、北鎌尾根を午後一で上がるも雨天後ミゾレで低体温症の最悪の状態を避けるために槍ヶ岳山荘宿泊した。
 翌朝は晴天で、前日の悪天候はカチカチの氷結と3cm位の新雪となっていた・・・
 槍沢の下りでアクシデント
 最初に尻セードの失敗、幸いにしてケガが無かった。
 次はアイゼンピッケル操作のミスで転倒・・・何とか止まって掠り傷で・・・
 その直前、前日の夜一緒に食事をした、兵庫県西宮市Kさんが山スキー転倒し、目の前を滑落していった。
足は明らかに骨折していてあらぬ方向に・・・
意識はなく頭部殺傷・・・全身打撲状態・・・
現場にいた自分は最善のことが出来たのだろうか・・・
 槍が岳山荘の救助隊、遭対協の隊員に引き継いで下山するも・・・
今、亡くなられた事を確認しました。
ご冥福をお祈りします。
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2007年11月23日

訃報

社団法人日本山岳ガイド協会から中山茂樹ガイドの訃報が・・・
11月15日(木)城ケ崎海岸のファミリーロックエリアにてリード中グランドフォール。脳死状態で11月20日8時54分に心停止。

氏が(株)エバーニュー社員時代、製品のアドバイスを受けたり、クライミングの交流をさせて頂いたことがありました。
よく行ったトレーニング施設で一緒にサウナに入ったことが懐かしいです・・・
氏がガイドになられてからは交流が疎遠で、あいさつをするだけになってしまいましたが・・・
円熟したガイド活動をされていることを聞いていました・・・残念です。
ご冥福をお祈りします。
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2007年10月25日

長谷川カップ

20日、「日本山岳耐久レース」で亡くなられた方がいました。
名前が公開されてなかったので分からなかったのですが・・・
結婚したてのTさんでした・・・

「約200メートルにわたって滑落・・・、発見時には心肺停止状態だった」・・・

私たちは常に何らかのリスクを抱えて生きている。何らかの原因で被害に遭うという事態は、本当は少しも珍しいことではない。

ここ一年間で多くの災害が発生していることをみれば理解できる・・・

でも、悲しいです。
ご冥福をお祈りします。
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2007年08月07日

一つの携帯番号

私の携帯に登録をしているHさんが、7月28日に中央アルプス・空木岳に向かう太田切川本谷で、沢登り中に亡くなりました。

きれいな澄み渡る水・森林・・・
普段なんでもないような所・・・

彼女とは三年位前に、T岳連主催の「冬山教室」でご一緒した・・・
その後彼女はトレッキング教室、さらに沢登り講習を受けていたと聞いています。

また一つ携帯にかけても出る主がいなくなってしまった・・・
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2007年05月21日

事故発生!

今週末は、土曜日が不安定な天気のため奥多摩の岳嶺岩で「岩のベーシック」を行い、日曜日は越沢バットレスでマルチのトレーニングを行いました。
日曜日は良い天気でどこの岩場もクライマーの声が響き渡ったと思います。

悲しいことに三ッ峠で労山の千葉の救助隊の方が亡くなられました・・・

谷川岳で吉尾さんと一緒におられた生存者は誰もいなくなりました。
ご冥福をお祈りします。
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2007年04月03日

アクシデント

「北ア・鹿島槍ケ岳で滑落」・・・
明日、机上講習を予定し、参加の連絡をいただいていたお二人が事故に遭われ・・・Iさんが亡くなられました。

昨日から、今日にかけて慌ただしい一日でした・・・

ついこの間お話ししたばかりの彼が亡くなられたとは信じられません・・・
ご冥福をお祈りします。
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2006年10月11日

10月最初の連休、大量気象遭難

10月の連休、3日間出っぱなしになり・・・お天気の激変を感じました
前日までの大荒れの天気・・・奥多摩の沢はあれに荒れていて増水がすごかったです・・・
 北アルプス・奥穂高岳(3190メートル)付近の岩場で、悪天候のため動けなくなっていた男女4人パーティーは、先日小川山でご一緒させていただいた、T岳連の岩登り教室の方だと今日知らされました・・・
 3人は無事だったそうですが、お一人が亡くなられてたそうで・・・
他にも大勢の方が傷つき、亡くなられました・・・ご冥福をお祈りいたします。
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2006年08月21日

ご冥福をお祈りします

 15日午前7時半ごろ、新発田市滝谷の飯豊川で、山岳会「わらじの仲間」の会員、瀧島久光さんが亡くなられたそうです。今日知りました。・・・

 彼とは谷川岳コップ状岩壁・冬の丸山「東壁」でザイルを組んだ思い出が有ります。・・・
 国分寺ボルダリングジム「B-PUMP」で一緒にボルダーをした思い出が有ります。・・・
 今は、ただご冥福をお祈りします。
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