特に上部の方は岩が風化していてハーケンのリスがあっても打つと岩が崩れていくという状態で結局大量のボルト打ちになりました。
オールアンカーのボルトは支持力があるかもしれないが・・・
リングボルトは打っても支持力があるかどうかわからない・・・
一本を打つのに通常の四分の一位という柔らかさで・・・
コンクリートの壁にボルトを打った方がいいと思えるぐらいの柔らかさです。
残置も上部ではみることができましたが、それでもボルト三本ハーケンは二本、下部の沢の滝部分の残置はハーケン一本、以上でした。カム類は一切使えませんでした。ハーケンは薄刃が使えますが、もろいところはボルトも打てませんでした。
グレード的には三級を越えるところはありませんが・・・
全体に岩がもろく硬い部分を探しながら登ります、墜落は致命的で「危険」です。
登る場合は今回残置した支点のチョックが必要です。
